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虹は七色?

 

こんにちは。

 

みなさんには,好みのってありますか?

 

きっと,人それぞれ,なぜだか惹かれる色ってあるのではないでしょうか。

 

ちなみに,私は青色ですね。身の回りを見渡すと,やたらと青系の色が目についたりする。

 

でも,青系といってもいろんな色がありますよね。水色と紺ではずいぶんと異なります。

 

赤は200色あるとか,白が300色あるとかって話もありますよね。では,青は何色数があるんでしょう?けっこうな数がありそうです。

 

話は変わりますが,みなさんは,チラシを拡大して見たことがありますか。

 

印刷物は,基本的に,ブラック(黒),シアン(青),マゼンタ(赤),イエロー(黄)の4色ですべての色が表現されています。

 

最近は,一般的にプリンターが普及していますので,インクカートリッジを交換するのに,シアンやマゼンタという名前を,聞かれたこともあるのではないでしょうか。

 

家庭のプリンターの印刷物では分かりにくいですが,郵便受けに投函されたようなチラシを拡大してみると,その4色のドット(点)が確認できます。

 

その各色のドットの大きさを絶妙に調整し印刷されたチラシを見て,私たちは,紙面ににある人や物などを認識しているのです。

 

そうすると,ブラック(黒),シアン(青),マゼンタ(赤),イエロー(黄)の4色だけを使用しているので,その4色で,全ての色を表現しているとも言えますよね。

 

ちなみに,シアン(青),マゼンタ(赤),イエロー(黄)を混ぜ合わせると黒色になり,この三色は,「色の三原色」と言われ,3色の配合により,基本的にすべての色を表現できるとされています。

 

でも,その3色を混ぜ合わせた黒色は,濃い茶色のような色になります。墨汁のような黒にはならないため,そこにブラックを加えることで,印刷物の写真なんかが,よりきりっと鮮明に表現されるわけです。

 

色の三原色ですべての色を表現できるのであれば,虹の色もシアン,マゼンタ,イエローで表現すできるということになりますよね。そうであれば,虹色というのは3色とういことにもなる。

 

でも,虹は7色だと言われています。

 

日本では,「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色ですね。

 

実は,アメリカやイギリスでは6色,ドイツでは5色なんだそうですよ。なぜなら,「橙」や「藍」という色の概念がないそうです。

 

ただ,この話は,虹の色の数が7色なのか,6色,5色,いや3色なんじゃないかということではないんですよ。

 

その逆で,虹色というのは,無限にあるのではないかということ。

 

だって,その色と色の間に境目なんてないから。言うなれば,すべてグラデーションです。無境界

 

何色だと言っているのは,私たちが,色の概念を勝手に割り当てて区分けしているということ。

 

それを7色だ,3色だ,と主張することから諍いが生じてくる。

 

無限にあるんですから,本来的には何色だっていいんですね。

 

そして,虹というものは,空気中の水滴の中を屈折して通った,太陽光なわけですから,それをつかむことなんてできない。

 

そう,そこにあるようでないのです。

 

これは,通常の私たちの物ごとの捉え方も同じといってもいいかもしれません。

 

色の見え方は,ある程度似かよっていますが,出来事の見え方,捉え方になると,人の立場などによってまったく異なってくる

 

「それはこうだろう!」と主張する人がいても,本質的には,その人にはそう見えたということ。

 

そのように捉えていくと,自分の意見や主張に反論を受けても,「その人にはそう捉えられたんだな」と受け流したり,自分の,これは絶対にこうだとうという考えも,「自分の立場や考え方ではそう見えてるんだな」と,そこから少し距離をおいて認識することもできるのではないでしょうか。

 

最後までブログを読んでくださり,どうもありがとうございます。

 

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