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その逆を考えてみる

 

みなさん,こんにちは。

 

私たちの人生では,そのポイントとなる場面で,ある選択を迫られたり,その先を左右するような出来事が生じたりするかと思います。そして,その時の状況によって,私たちは感情や思いを抱くことになります。

 

今回は,そんな時にその状況の逆をイメージしてみることについて書いてみます。

 

桜の咲く季節となりましたが,志望した学校への入学が決まった方やそうではない方,目指していた資格試験に合格した方や,残念ながら不合格だった方もおられるかと思います。

 

また,お勤めの方で希望していた部署へ異動となった方や希望が通らなかった方,年度替わりに転職をされる方なんかもいらっしゃるかもしれません。

 

希望が通らなかった場合,誰でも気分が沈んだり落ち込んだりしますよね。希望が通れば,心機一転これから頑張ろうと気持ちも高揚しますし,取得した資格を活かして新たな活動をしようとワクワクもしてきます。

 

しかし,これまでのブログにも書いてきたように,この世に絶対的な良いことというものはありません。良いことは,それと同じだけ悪いことがあることによって成り立っていますし,その逆も然りです。

 

それについては, 良いのか悪いのか や どう転ぶかわからない というブログにも書いていますので,よろしければお読みください。

 

希望が通ったとしても,そこから新たな人間関係が始まります。自分の地位や立場を保つために,注意を払う生活がしばらく続くでしょうし,それが奏功する保証はどこにもありません。

 

新たな資格を持ってして挑戦することはよいですが,それがすぐに花開くことはまずないでしょうから,時には悔しい思いもしながら,しばらくは地道な積み重ねが必要となるでしょう。

 

もし希望の通った喜びを感じておられる最中でしたら,そこに水を差すようで申し訳ありません 笑

 

逆に,今回,希望が通らなかったとしても,慣れ親しんだ環境で,これまでに以上の実績を積み重ねることができますし,崩れてしまった人間関係を立て直したり,そのために自分を大きく広げる機会とも捉えられます。

 

資格試験に不合格だったとしても,再挑戦することで,その基礎知識は,今回合格するよりも分厚くなりますし,次回合格して新たに活動する中で,その定着した知識が役立つことがきっとあるでしょう。

 

大切なことは,今回の希望が通ったか通らないか,状況が良いか悪いかで,今後のすべてが決まってしまうことはないということです。

 

私たちの人生は切れ目なく繋がっていますし,私たち個人としてだけでなく,その他のものともすべてが繋がっています。

 

だけども,せっかくいいことがあったのに,そこでわざわざその悪い面を考えたりしてたら,人生が味気なくなってしまうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも,感情ってそんなことでは簡単に収まりませんよね。嬉しい時には意思とは関係なくやっぱり嬉しい感情は湧いてきますし,その強さが調節できたりもしない。悔しかったり悲しかったりした時もそれは同じです。

 

いいと思われる感情もそうでないと思われる感情も,そうして感じられること自体が,人生の一つの醍醐味とも言えるのではないでしょうか。ですので,その時はその感情をしっかり感じてあげるのがいいでしょう。

 

しかし,その感情がすっと引いていった時に,そこには,それを感じていたことさえも分かっている私たちがあります。その立場から,逆の方向もあることをイメージしてやればよいのです。

 

そうしていると,絶対的に良いことや悪いことが人生の中からなくなっていきます。すると,ある出来事で生じた感情をいつまでも引きずることなく,時にはそこに新たな意味を見出すこともあるでしょう。

 

そして,目の前のことに着実に取り組むことができるようにもなっていくのです。

 

いずれにしても,感情を感じていることも認識している私たちは,みな繋がっていてすでに救われていると思うのです。目の前で何か起こったとしても,出来事にこだわらずにそれを楽しんでいってよいのです。

 

最後までブログを読んでくださり,どうもありがとうございます。

 

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